揺れる揺れる2011年03月11日

1つ前のエントリが「日本沈没」話というのがややできすぎだが、備忘録として書き留めておこうと思う。

勉強会×2のあと、送別会をしてくれるという予定であったが、1つめのが終わり、2つめのを始め、事例を読んでさて問題を考えよう、というところで揺れがきた。

縦揺れはなく、周期の長い大きな揺れだったので、「ああ、これはまた、遠くの大地震だな」と言おうとした瞬間、揺れの質が変わり、「いや、これは他人事ではなく、自分も被災者になりかねない」と悟り、まだ揺れている最中だったが同居人の携帯に電話した…が切れた。3階の教室にいたのだが、揺れはどんどんどんどん大きくなる一方でいっかなやむ気配がなく、階段を飛ぶように駆け下りて建物の外に飛び出した。

外には院長はじめとして多くの院生や事務の人が集まっていた。電柱がゆらゆらと大きく揺れていたのが印象的だった。

5分くらいずっと揺れていたのではないかと思う。
少しおさまったので教室に戻ってみると、机の上に置きっぱなしにしてきた珈琲の大部分がカップの外に飛び出てしまい、机も床もびしょ濡れ。

当然ながら、携帯は全くつながらないし、どうせ電車もバスも止まってるし、することもないからゼミを続けましょう、ということになった。(続く)